![]() | 英文法レベル別問題集 2 改訂版 基礎編 (東進ブックス) (2007/03) 安河内 哲也 商品詳細を見る |
【特徴】
この問題集は超基礎・基礎・標準・中級・上級・難関と6レベルに分けられている。しかし、1冊だけこなすだけでは実力がつかないので、ある程度実力がある受験生は他の参考書を選択したほうがよい。というのは、この問題集は問題はよく選出されているが、非常に実践的であり、解説はあまり細かくない。しかし、自分のレベルがどの位置にあるかがわからない学生にとっては、この問題集でどのレベルで躓いているかわかるので、実力診断の指標としては使えるシリーズである。そして、これを使い始める人はまず、自分がどのレベルにあるかを謙虚に判断して、自分に適したスタートのレベルから始めてほしい。超基礎、基礎編は高校生であれば、問題を非常に容易に解くことができるだろう。もし、中学英語の基礎文法がわからない人、中学英語をなんとか覚えきった人はこの基礎レベルの問題から始めるとよいだろう。
この問題集はそれぞれ10題の長文が掲載されており、そのあとに解説と文構造も書かれている。文構造の解説はすべての英文に示されているので非常にわかりやすいが、解説はやはり実践向きでじっくり勉強するものとしては適していない。したがって、スピード感をもったとき方ができる人には最適である。
【使い方】
このテキストはあくまでも実力診断か早急に実力を養成するために使用されるものと考える。従って、このテキストを通読するのは8月~10月の、文法に関する知識の収集から長文読解の移行期に導入教材として使うのがベストだと思う。この時期に、特に文法に力を入れてきた学生はこのシリーズの問題を解いて、自分の実力に合いそうなものをスタートにして取り組むとよいだろう。基礎文法が出来上がっている場合、標準編または中級編からスタートすればいいので、選択は学生が本に目を通して判断すればよい。そして、このテキストはペースが命なので、1日1題を極力短い時間でやること。そして、解説で自分の知識を一層深めれば十分だ。よって2冊であれば20日で終えることができ、その復習や単語調べや文法知識の再確認をして、1ヶ月で仕上げることは十分可能だろう。上級・難関編は11月で別にとっておくのもよいかもしれない。とにかく、このテキストは実践向きにつかうことをお勧めする。
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