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教え子との再会から学んだこと。

先日2年前に教えていた学生と会って、盃を交わしておりました。

その学生は、不登校からの現役法政大学入学という異例の快進撃を見せた学生です。

ちょいちょい連絡を取っていたのですが、私があるプロジェクトを進めるにおいて

彼にもいろいろ話を聞こうと思い、私から誘ってみました(笑)

(これはかなりレアなケースなのですよっ!(笑))

メールでやりとりしている彼と実際に会ってみてわかったのですが、

彼の人生は5年前とは比べ物にならないほど一変しており、

人間ってこんなに変われるんだなって感心というか、人間の可能性や神秘を感じました。

「彼には勉強したくなかったらしなくていい」っていうスタンスで

私は彼を指導していた際に一切勉強を強要していなかったのですが、

彼はその一言が楽だったと言っておりました。

まあ彼自身も法政なんて当時はとても引っかかるなんて思ってもみなかったと言ってましたが、

私も正直そこまで努力するとは思っておらず、淡々と授業をしていました。

でも、彼は、

『誰も味方がいない状況でなんかよくわからず横に付き添って、

「1年人生やり直そうぜ」って言ってくれたら、さすがにそいつに悪いよなって

思ったから、先生に嫌われないように勉強してみたんですよね。

できるようになろうってよりもこいつに認められたらワンステップ上の人生が待っていると

思いましたね。それがまさか勉強してそれなりのところに入れるなんて思わなかったから、

今はものすごく勉強も対人関係も楽です』

と白状してくれて、この言葉は今の私には非常に響きましたね。

あえて目標を設定せずに、自分から目標を創りだしたということで、

彼は自分の道をちゃんとみつけた…これこそ私が学生に与えたいことなんですよね。

とりあえず「どこそこ大学合格は最低限」とかどうでもいいんですよ、今の日本の大学では。

親とかがどうこうしても、私がどうこう言っても、

最後の最後は自分の意志がものをいうのですからね。

どんな道を進むのは結構ですが、学生はよく自分で自分なりに考えて、

私もその学生の志望に対して「こういう厳しさと素晴らしさがあるけど、それでもやる?」って

提示しながらお話をしていけるように、

これからの学生に甘ったれたことは言わず、

理想と現実を両方、指摘というかアドバイスをしていけたらと思う次第です。


ちなみに不登校をずっと経験したこの学生、

今はボランティア活動やサークルのリーダーをやっているそうです。

人前に立ったり、人をまとめるポジションにまで成長しました。

最後に言われたのは「私と英語を勉強して、単語を覚えたのもそうだけど、

色々な忍耐力と、大きな結果を得るにはそれなりの代償が必要なんだってよくわかった。

だから、今資格を取ろうとしていますが、じっくり勉強して、本を読むのが苦になりませんね。

英語の勉強からいろいろ手に入れられるってこともわかった」

と言われたときには本当に泣きそうでした(笑)

こういう気づきを与えたいと常々思う次第です。

こんなやつに付き合ってくれた学生に、感謝。これからも頑張ってほしいですね。
cancan
Posted bycancan

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