面白いお話をいただきました。
予定が合えばなのですが、
もしかしたら10月にウクライナの小学校へ状況視察に行くかもしれません。
日本がどれだけ豊かなのかを思い知りたくない?って
お話しを持ってきた人に言われました(笑)予定が合えば視察にいきたい!
さて、私の状況はどうでもいいのですが、
先日あるお母様が私にこんな話をしてくれました。
「先生、うちの子私立中学合格したじゃないですか。
ずっと合格した証書とか玄関に飾っていたいのですが、
先週の塾の統一テストで大失敗したみたいで、家に帰ってきたら号泣して、
飾ってあったものをすべて片づけてしまったのですよ。」
これを聞いて、私は感動しました。
ヘコむのではなくて進む!
そして、驕りをすべて捨てて新たなステップへ向かう精神力!
こういう切り替えが受験だけでなく、人生を進めていく上で必要になってきます。
本当にできる学生はこういう驕りがありません。というかできるようになることに貪欲です。
今回の彼はその驕りが自分にあったと意識したのでしょう。
新しい自分を手に入れるために栄光あった自分を捨てたわけですね。
たとえ、自分がスコアで結果が出なくても、
「今回はこことそこができていなかった。
ここをもっとやって勉強すればできるようになるんだから、また0からの出発だ!」と、
目の前の現実をしっかり見据えている学生は、最後の最後でやはり強いですよね。
そして、テストで結果がうまくいってもまずかったとしても、
全力で泣けるって素晴らしいですね。本番で後者はあってほしくないのですが、
全力で泣けるってことは、「そこまではやりきった!」という証でもあると思っています。
それだけこの彼は統一テストの準備を真剣に取り組んでいたのでしょうね。
私も同じようなことを経験しているので(彼ほど輝かしくはありませんが)
このプロセスは知っていますし、苦悩しながら、いろいろ周りに思われながらも
乗り越えていった先に素晴らしい光景の頂が見えてくるものだと知っているからこそ、
彼の人生の行き先は楽しみです。
中学生や高校生、もしくは大学生でのプライドは
その時の本人にとっては大切なように見えるものですが、
そうでないもっと要求が高くてきついが、手に入れたらすさまじい人間になれそうだと
思えるものを早いうちに知り、それを手にしようとする感覚が
早いうちから熟されていると受験でも結果は違いますかね。
これは学生から学んだ行動だと言えます。彼には感謝ですね。
私も彼に負けじと頑張っていこうと思います。
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