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本当にいたい場所はどこか。

前年度、前々年度、そして以前いた予備校を見ていて思うことは、

「居心地がよく勉強できる」とか「いい雰囲気で勉強したい」とか

学生が自分の勉強環境を重視していることです。

まあもちろん大切なことなのです。この発言にみえる彼らの心は、

「みんなで合格しよう」とか「仲良く楽しく勉強やれる」という

満足感と期待感。もちろんこういうものを持っていたら勉強はできるようになりそうですよね。

でもですね、そういう環境がそろっていても成績が上がらないことだってあります。

楽しく勉強できるというのは、最初の動機づけとしてはいいのですが、

勉強はずっと楽しくやっていられません。結果がどんどん見えて

最初に付き合ってきた友人と成績の差が見えてくると、

その人たちと一緒に居られなくなりますし、成績が上がってきた人たちは

どんどんそうでない人から離れていきます。

絶対的に一緒に成績が上がるなんて保証はどこにもないので、

徒党なんて組まずにコツコツやったほうがいいです。

コツコツやっていて、成績がそれなりに安定した同士が仲良くなるのが

予備校や学習塾では自然であり、予備校等に入学してから友人を見つけて

居心地のよい環境をつくるというのは少々違うと思います。

同時に「みんなで合格しよう」も予備校ではもちろん目標として

モチベーションとして掲げますが、講師側もそして鋭い受験生側も

「全員合格できるなら今頃この予備校は日本一だわ」って思っているでしょうし、

「みんなで合格しよう」なんては幻想だとわかっているはず。

だから、やはりグループで仲良くするのはあまりよくないです。

では、予備校に入ったら何を考えるべきか。

確かに居心地を考えるのは前述の通り、当然なのかもしれません。

出だしで躓いたら困りますし、雰囲気は最低限必要です。

でも、そのいい環境になった時にそこに甘んじてはいけません。

「1年後に本当にいたい場所ってどこか?」

っていう問いを自問してください。塾は面白いところです。

中には本当に優秀な奴がいて、

そいつらと一緒に居ればなんかできる気がするようになります。

でも、予備校等にいて本当に優秀な奴はきっと孤独気味です。

その代わり孤独気味ですが、自分のこと、その先のことをよく考えているわけです。

つまり、予備校は1番いたいところではなく、

ある意味で来年は去らなければならないところだと

割り切っているはずです。その刹那の時間で同士が得られればめっけものぐらいに

想えるかどうかってぐらい、本当にできる人は自分のことを考えています。

私も医学部予備校では、よくワイワイしている学生たちとは話を交わしません(笑)

それよりも一生懸命に努力している学生と質問対応でお話しすることの方が多いです。

切磋琢磨している学生が受かって、そいつらが「あいつに教わっていいことあったんだ」って

思ってくれた方が私も嬉しいですからね。

今年はどれだけの学生が羽ばたいてくれますかねー。
cancan
Posted bycancan

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