![]() | 基礎英文解釈の技術100 新装改訂版 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略) (2008/12) 桑原 信淑、杉野 隆 他 商品詳細を見る |
【特徴】
この参考書は非常に実践型であるため、1年でなんとか英文解釈の技術を手に入れたいという学生にお勧めである。よって、この本を使用するためには高校で習得する最低限の英文法や単語を理解していなければ、扱うのは困難かもしれない。そういう人のためにも、簡略であるが、学習の基礎知識として品詞の基本用法と形式主語や動名詞の基礎単元の説明がなされている。
1冊に100単元収録されているが、少々技術を分けすぎているようにも思える。しかし、一通り英語を学習した者のなかで英文法の整理がついていない者がいれば、これを読むと目からうろこかもしれない。1単元で、100~150ワードの英文が出題され、その英文のポイントを説明する。この参考書の説明のよいところは文法分けがとてもきれいにされていることで、文の要素分け(SVOCなど)が苦手な人にとってこの参考書の問題はいい練習になるだろう。また英文の説明が塾講師の黒板のように書かれているので、一人でノートにまとめてみるのも良いかもしれない。また各単元の最後には入試で出題された英文が練習問題として載せられているので、実力も測ることができる。
さらに、英文を耳から覚えるためにCDが同封されている。これを持ち歩いて、聞きながら英文のイメージを作るのもいいかもしれない。応用すればリスニングにも使えそうだが、これはあくまでも解釈で使用するほうが得策だろう。
【使用法】
基本英文100文+練習英文100問と量はかなり多い。1日目に2単元~3単元進め、2日目は、1目にやった基本英文を文構造を何も見ずに構造を書き出すといった復習をして、そのあとにまた2~3単元を進めるというように復習と実践を同時進行で進めていくべきだろう。また、これは時間をかけてやる問題集ではないので、できるだけ1周目を早く終わらせて、できるだけ多く問題に目を配らせるようにしよう。したがって、このペースでいけば1ヶ月から1ヶ月半で1周が終わる計算になる。そして、できれば夏前(6月ぐらいから)から、このテキストは使われているとよいだろう。
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