FC2ブログ

速く解く人は敢えてゆっくり解いて発見を。

塾等で中学受験や高校受験でスピードばかり強調されて、

学生はスピードばかり意識して問題を解くのですが、

それは車のスピード狂と同じで、必ずどこかで事故ります。

受験で言うスピードを意識した事故というのは、

解釈が不十分なことが招くケアレスミスです。

こういうことをする学生の多くは基礎をおろそかにします。

そして、基礎的な事をやらずに問題ばかり解きます。

これが大学の浪人生になるまでずっと続けていると、

もうそれは末期症状で2~3浪への道まっしぐらです。

我が軍にもこうやってスピードと量を意識しすぎる学生はいます。

中学生だと中学受験組や受験崩れ組、

浪人だと大手予備校にいた学生にこのパターンが多いです。

こういう学生にはとにかく「まずは長文なら精読、文法問題なら説明ができるように」

と指示します。実際にやらせてみると、この類の学生は一文一文訳させるとボロボロですし、

文法問題の意図を説明させると意味不明な解答を連発します。

これではできたうちに入りません。本当にいずれ大学に入った後に英文を読むときに

困ります。こういう中途半端な感じで大学に入るから

大学であんなにも英語が読めない学生がいるんですよね…。指導側の私も困ります。

とはいえ、こういう状況を作っているのは生徒のせいだけでなく、

予備校や講師側のせいもありますよね。

巷でセンターを10分で解くとか、なんかほざいている講師がたまにいますが、

それはセンターを手段として捉えてどんな状況でも乗り越えることを優先してほしい

ということを全開にして指導すると、こういう中途半端な実力を持った学生ができあがります。

本当にやめてほしいです…。

テクニック的にセンターを解ける人はその傾向を熟知しているだけで、

英語力的にはちっともすごくないのです。これはTOEICもそうなのですが、

TOEICが一回ぐらい満点取れることがちっともすごくないのと同じなのです。

所詮は何度も行われているテストなんて傾向がわかってしまえば前提で解いたら

実力なんてわかりえないですよ。

私はそのようなテクニック的な指導は直前にちょこっというだけで、

学生の今後のことを考えて、正々堂々と勝負するように指導しております。

まあテクニックで受験を乗り越えてそれなりの大学に入っても、

入った後に悩むんですよね…そして、自分が勘違いした感覚を持ったまま

人生を送ってしまうことがあるんですよ…。そして、努力をしなくなります。

どこかで自分はやっているのになって思いながらも結果が出ないことに

テクニック推しやスピード狂で乗り切った学生は悩みます。

学問に王道はありません。王道を進むためには地道な努力をする必要があります。

そのためにはやむを得ず、立ち止まることだってあります。

でも立ち止まってみたら、

もっといい道で近道があるじゃないかってことに気づくこともあります。

道草が人の心を作ると誰かが言っておりますが、

立ち止まってスローになってものを熟慮したことで思考が醸造されるなんてのは

あたりまえなんですが、社会がそうさせないのですよね。

速く速くと焦らずに、一度立ち止まりましょう。

あとあとで加速できるんですよ、人間とかチーターとか。

cancan
Posted bycancan

Comments 0

There are no comments yet.

Leave a reply