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話をして気持ちが和らぐなら、いくらでもします。

今年はかなりいろいろな学生と話してきましたが、

いつも思うのが、受験日直前になると教務室をうろうろして、

「どうしよう、どうしよう…」ってウロウロしている学生がたくさんでてくるんですよね。

まあ気持ちはわかります。受験日が近づくと、

自分のやってきたことが正しかったかな?とか本当に合格できるのかな?って

思い返してみるんですよね。

でも、そう思っていることに時間を費やすことほど無駄な時間はありません。

厳しいことをいってすみません。でも、この時期は本当に1秒を無駄にしてほしくないのです。

そこで、厳しく「てめーーー勉強しろよ」と言わずに

学生がこうやってウロウロしないように

あえて学生と1時間から2時間ぐらいわざとお話をすることがあります。

そして、カフカの「審判」でも読んでご覧と勧めます。

主人公Kは、なぜ裁判に巻きこまれることになったのか、

何の裁判かも彼には全く訳がわからない状況に

陥っているというところから始まり、

そして次第に彼はどうしようもない窮地に追いこまれてゆくお話なのですが、

それってある意味受験もカフカの審判に与えられた空間に似ているように思いませんか。

だって、学生にとって社会を選べずに生まれてきて、

日本という社会に生まれてきたために、

それなりに安定しながら与えられた社会にいるためには

いい中学に行き、いい高校に行き、いい大学へ行かなければならないって

よくわからないまま刷り込まれて大半の学生は生きてきているように思いません?

これって「日本人を襲う得体の知れない不安」といっても過言ではないですよ(笑)

そんななかで謎に審判を下されるのかって思いながら、内容を読んでいると

今ある境遇なんてまあどうだっていいかって一瞬ながら思い、

また頭をリセットして残りの時間を過ごすことができる……かなーって思ってます(笑)

まあ、時代を問わずよくわからない問題を抱えているのよねって思うと、

自分もとりあえず頑張ろうって思うと信じています(笑)

とまあカフカは、「審判」という作品で

現代人の孤独と不安と絶望の形而上学を提示したわけですよね。

すげー。イケメンだし、最高だ!


とにかくこんな話を毎年するのですが、それにまたいろいろ付け加えて

学生と話をして、残りの時間を話をするほどの不安を払しょくして

勉強に費やしてもらっております。

まあがんばれーーってことが伝われば何でもいいのですがね(笑)

今悩んでいる人は、私でよければお話を聞きますよ!

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cancan
Posted bycancan

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