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レベルを落とす勇気

もう11月になりましたね。早いものです。

そんなわけで、学生たちも切羽詰っているというか、

授業もかなり真剣なまなざしで受けております。いい傾向です。

さすがにこの時期に真剣にならなければおしまいです。

そんな感じで学生たちも難しい問題に誠意をもって取り組んでいます。

これもいいことですよね。うーん、夏までに基礎をしっかりつけてきた学生ならね。

そうなんですよ、ここにきて猫も杓子も学生は難しい問題を欲するのですが、

むやみに難しい問題をこなしたってできるようになりませんよね。

夏の時点でそういう学生がいたのですが、あまりにもいうことを聞かなかったので

私自身が頭にきて、その生徒にものすごーく難しいが中学生の知識で解けるものを

半分以上出題したら、30点ぐらいしか取れなくてものすごく自信を奪ってやりました(笑)

正直言って、定型表現というか金太郎あめというか、出回っている問題しか解いてないで

本質をしっかり理解していない学生の肩をすかすなんて簡単です。

本気を出せば、学生に0点を獲らせようと思えば簡単です(笑)

でも、突き落として自信を削ぐことが目的ではなくて、

これは自分の基礎学力がこれしかないんですよってことを

教えてあげることが目的なんですよね。

そして、基礎学力がないことで自身に失望するぐらいの精神性であれば

私は夏の時点で見殺しにします。今年は人数が多いので、

「それでいいや」ぐらいにやってます。取り戻してやろうって思わない限り

どんなに勉強しても無駄ですからね…。

さて話を少々現在に戻しまして、

11月の時点ででやはり基礎ができないと気づいてしまったとしましょうか。

そのまま過去問に走るべきか。うーん、受ける学部や難易度に変わりますが、

ある程度それなりの、偏差値で言う60を超える学校であれば、

やはりあえて12月まで基礎をやったほうがいいと思います。

基礎というのは、Forestや英頻を使って一通り読み通して、

問題を解きぬくことを指します。それがわからずして、問題を解くのはやはり無理でしょう。

過去問を解くといっても、基礎がなければ、やることは解答を読んで覚えるか、

辞書を引いて単語調べで終わりでしょう。そういう短絡的にものを考えている人に

単語を辞書で調べて意味を書いても、覚える作業をしないでしょう。

文法の基礎の勉強が継続的にできない学生が、

長文読解で分からない単語を辞書引いて地道に覚える作業ができるわけがありません。

しかも、英語の基本ルールに沿って覚えるなんて絶対に無理です。


先週も入試問題の中にある英訳問題を解いていて

同じようなところでミスすることを嘆いていた学生がいたのですが、

そういう学生にはあえて高校1年生や高校2年生にやらせるような

もしくは中学生で解くような基礎的な英訳をやらせてみます。

するとですよ、国立志望の学生でも結構英訳できない学生っているんですよね。

去年のある学生はそういう基礎がないにも関わらず、

名市大の自由英作文の添削をもってきたので、

私はこっぴどくけなしてから基礎をやるように促したのですが、

見事にその学生はふてくされて入試問題を解いていましたね。

そして、その学生は見事に不合格の烙印を押される前に、

センター試験で門前払いされておりましたよ。

他の科目でも同じようなことしかしていないのでしょう。

でも、ダメなんですよ、基礎をおろそかにしてはね。

この直前期に差し迫っていても、本当にお勉強ができる学生は、

難しい問題をやりつつも、センターの練習も考慮しながら一度基礎に戻ろうかなぐらいに

考えていたりします。私もこの時期、数学の教科書を引っ張り出して、

もう一度公式の仕組みをすべて確認しなおしましたよね。

だからセンターの問題は解けましたもん本番で。(2次試験はメタメタでしたw)

この時期に基礎に戻れる勇気をもって、時間を作れますか。頑張りましょうね。

レベルを落とす勇気を振り絞って、価値を得る事だってありますよ。

その代わり、基礎に戻る時間は1週間から2週間!そう割り切ってやるのも勉強です。
cancan
Posted bycancan

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