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受験科目は乾電池ではない。

昨日、ある生徒に科目変更をするべきかを相談されて、

一喝してしまいました。

内容はこうです。

「私は世界史が厳しいから、政治経済に変えようと思うんですが……」

実は、こういう生徒がこの時期になるとたくさん出てきます。

確かに私は、政治経済は簡単だ、と言っていますし、

そう信じています。

しかし、みなさん但し書きを聞かずにそういうことをしているように思います。

私の言っていることは、

(1日3~4時間を政治経済に時間を費やして、

さらに、ほかの科目もいつもどおり勉強できるのであれば)、


政治経済は短期間で終えられます。」

ということなんですね。

一通り政治経済をやるにしても、

教科書でおよそ200ページはあるのですから、

しっかり基礎を作り上げるにしても1か月はかかります。

それだけで確かにうまくやれば、

大抵の模試で偏差値60ぐらいなら出せますが、

それがどれだけ大変なことか、少々考えたらわかるものではないでしょうか。

科目を変更するのは私立文系に多いです。

それは文系学部があまりにも多様な領域を求めているために、

どの分野の知識も必要なため、

科目の多彩さに余裕を持ってしまう部分があるのかもしれません。

しかし、この時期に科目を絞りきれないのは

今まで大学の情報を集めてこなかった、そして

真剣に勉強をしてこなかったという生徒側の「怠慢」であり、

先生・講師側の指摘不足であると言わざるを得ません。

本来科目決定が高校2年生が終わる前には決まっていなければ、

私の感覚では、難関校へ受験するのはかなり厳しいと思います。

1年で3~5科目を80%はおろか、70%に仕上げようというのは、

いささか至難の業で、どんなエリート先生であっても

頭を抱えると思います。

受験はそれほどマジックを効かせられるほど甘くはないし、

それで大学に行くのは間違っています。

しかし、それを承知でもなんとかしなければならないというのが

この10月という時期なわけですが、

ここで一変させることは、自分にものすごく負担をかけることなので、

覚悟しなければなりません。

しわ寄せを直すには、容易な作業で済むわけありません。

電池がないから、新しい電池に換えようというように、

他の教科がダメなら、簡単な教科で代替してうまくいくほど、

物事は単純ではありません。

その方法でうまくやれた人には、

それなりの代償はあります。


奇抜さは、平凡の上にあるから光るのです。

受験生のみなさん、それだけは間違えないでください。



昨日は心が痛かった…。

そして、昨日は夜風が思ったよりも私を震わせました。



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cancan
Posted bycancan

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