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勉強法のカスタマイズ

先日、スウェーデン屈指の有名家具屋であるイケア(IKEA)が船橋にできて

5年も経ったことを、メールボックスにあったメルマガで知りました。


私はスウェーデンで生活をしていたこともあり、

イケアはすごくなじみがあるブランドです。

もちろんスウェーデンでも大変お世話になりましたし、

私が今使っている机や本棚や椅子はすべてイケアの製品です。

そして、ストックホルム大学のファッションMBAに入ろうとしたときに、

(そのMBAはイケアがスポンサーだったのだ!)

当時のIKEAのCEOとも一度お話しをしたことがあり、

なかなか切っても切れない関係のように勝手に思っています(笑)


しかし、実はその方と会談して、

ご存知の方も沢山いるかと思いますが、

イケアは1970年代にも一度日本に進出していましたが、

当時は今ほど話題にならず、1度撤退せざるを得ない状況に追いやられています。

イケアが掲げていたDIY(DO IT YOURSELF「日曜大工」)、

つまり自分で購入し、自分で部品を持って帰り、自分で組み立てるという

家具をカスタマイズし、自分のインテリアをカスタマイズすることを

売りにして商売をしていました。

しかし、イケアの1度目の失敗はこの方針にあったようです。

専門家や学者によれば、当時の日本では職人が作った既製品を好み、

まだ自分の空間をカスタマイズするという習慣が出来上がっていなかったために、

イケアが打ち出した方針が日本人になじまなかったために

イケアの日本進出は失敗したと言われています。


しかし、イケアは21世紀にはいってから再び日本に進出します。

今から5年前にイケアは船橋にでき、今もまだイケアの家具を

好んで愛用している人は多いと思います。

今回のイケア戦略の勝因は、

日本人がカスタマイズへの趣向を持ち始めたことにイケアが目をつけたことと、

あのシンプルかつカスタマイズしやすいデザイン性が日本人にウケたことでしょう。

今は日本人の特に若者は、お部屋に沢山お金をかけているように思います。

そして、自分のお部屋を居心地がよい空間にカスタマイズしているわけです。


さて、ここまでは導入です。(長っ!)

この話から、勉強においてもとても重要なことが言えると思います。

すなわち、勉強法の「カスタマイズ」です。

世の中には人の数だけの勉強法があります。

すごく効率性の高い勉強法もあれば、そうでないものもあります。

そして、人は常に効率性が高い勉強を求めています。

しかし、こんな経験はないでしょうか。

ある人が効率性が良い勉強法で勉強していて、

自分も真似してみても出来ないことってありませんか。

そして、無理矢理やってみたことはありませんか。

これは、私は個人的に間違っていると思います。

真似るところまではいいんですが、そこで他者の「良い」という信仰に

すっかり乗っかるのは疲れますし、成果は出ないし、焦るし、

自分のせいなのに失敗すると人のせいにしたくなり、悪循環だらけです。

先月ぐらいに、ある生徒さんが英語のノートがうまく作れない悩んでおり、

私が手本として教科書の全訳を含めてガチでノートを作ってあげました。

もちろん、その生徒さんは同じように作るのですが、

英語の実力状況はちっともかわりませんでした。

正直、勉強していないということや

私の指導に不具合があるというのもあるでしょうが、

それ以上に自分自身が境遇を打開しようと、

自分なりの方法を創作しないのも原因の一つにあると考えます。

勉強はただやみくもに勉強しても、ある程度までいったら、

なかなか伸びません。

やっている内容をどうしたらわかりやすく楽しくできるかを常に考えて、

やりかたを「カスタマイズ」していかなければいけないと思います。


そのためには、まず自分の身の回りに成功した人々の勉強法を聞き、

書きだしてみて、それを全部並べてみてください。

そして、現時点の実力でできる・できない・本気をだせば出来るかも

というレベルで分けてみてください。

それでできるものと、本気を出せばできるものを洗い出して、

自分の予定と都合を合わせてみてください。

そうすれば、必然と自分の基本的な勉強スタイルが出来上がります。

それをおよそ二カ月ごとにやれば、

もっとできるものが増えてきますし、もっといい勉強法に出会えるかもしれません。

そうやって、部屋の模様替えをするように、

勉強法も実力やテンションに応じて模様替えをしていかなければなりません。


ちなみに私の勉強法は、

3人の英語の鬼の勉強法を折衷したものです。

折衷したとは言っても、その3人は結局膨大な暗記をしており、

私も「英語を神の領域に極めるためにはやっぱり記憶することか」

と横着することは諦め、

スウェーデンに行くまでは英文法や名文、単語の暗記に時間を費やしました。

(一人は英単語を20万個、一人は名文集を10000文以上、

もう一人は名著を一冊丸暗記して、単語も10万語ほど丸暗記……)

最初はもちろんできるなんて思っていなかったので、

とりあえずどこまで勉強できるのか、

机の上に倒れるまで勉強し続けてみました。

その経験から全部実力と体力を計算して、勉強量を決めていきました。



そういったカスタマイズを一年も続けてみると、

勉強の効率性は見違えるほど向上しており、

意外に実力もついているものです。

私が仮面浪人をして医学部に合格したのも、

1カ月で京大と名大の大学院に合格したのも、

勉強法のカスタマイズとその中で決めた制約を忠実にこなしたからできた、

というだけです。

言葉で説明するのは簡単ですが、実行するとなるとなかなか大変です。

でも、そういった小さなカスタマイズをし続けることで成就するなら、

やらなきゃ損です。

そして、カスタマイズは楽しいです。人の勉強法を知ることもできるし、

人と話す時のネタにもなります。

院生の時の会話では、どんな本を読んでいるかという話題も多いですが、

本の読み方について議論することも少なくありませんでした。

それだけ、勉強に熱心だったのかな(笑)



3月~5月までしっかりお勉強してきた人は

そろそろもう一つステップアップするために、

夏服とともに勉強法の衣替えをしてみるのもいかがでしょうか。

参考になればと思います。



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cancan
Posted bycancan

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