2012
04.26

リスニングの実力をあげるためにすること(3) 完結

Category: 雑記
リスニング力をつけるためにすること、その3。

その1その2もどうぞ。

さて、リスニングで必要な力である、

英単語と速読力がある程度まで出来上がってきた!っていう

感じになったらどうすればよいのか。

ちなみに、それってどれぐらいの実力なのか?と思った人もいらっしゃると思います。

例えばセンター試験のリスニングを40~50点を取ろうと言うのであれば、

問題集に標準と書かれている問題や、

センターの第4問に出てくる文章が速読で70~80%ぐらいは

理解できるレベルにある人をだいたいの目安で考えています。

今言った問題が読めるのに(わかるのに)、リスニングが苦手な人は

意外に多いかもしれません。

しかし、それだけの下準備ができていれば大丈夫です。

ある程度耳を馴らしていけば、

単発の単語の音は判断できるようになります。

問題はそのあとです。単語だけ聞き取れても、言っている内容はわかりません。

わかることもありますが、すごく低いレベルでの理解にすぎません。

そこで、次の2つのことをしなければなりません。

まず、単語の発音を聞いて、意味が頭に浮かぶようにすること。

つまり、脳と単語の意味のリスポンス(response:反応)を速めることです。

これは単語を覚えるときに工夫してみてください。

みなさん、単語を覚えるときに書いているだけだったりしませんか?

それはあまりよくないです。受験ではそれでいいと思う人もいますが、

大学に入ってからこまりますので、

単語は目で見て、口で発音し(間違ってもいいから)、それを耳で聞き、手で書く。

英単語は五感をつかって、体で覚える努力をしましょう。

(鼻と味のところは触れないでください(笑)よかったら、

辞書の匂いで覚えたり、辞書をなめたりかじったりしてみてください

←ある偉い学者はほんとにやったらしい。)

このように英単語を覚えて、少し耳の訓練をしていかなければなりません。


そして、問題はもう一つ。

文章(言っていること)の大意を捉える努力をすることです。

ネイティブスピーカーはおよそ1秒間に7~8ワード言います。

もし英語のリスニングをしていて、

相手が言っている文の途中で、自分が一つ「わかんないなー」って思った瞬間に、

7~8ワードを一気に聞き逃してしまい、「pardon?」と聞きなおさなければなりません。

従いまして、リスニングの上では1つの単語に集中していてはいけません。

最初は一つの文の中で半分の単語数を聞きとるのが精いっぱいだと思います。

しかし、ご安心ください。

実際に文の中に出てくる1語1句聞き取れているわけではありません。

日本語をしゃべる時のことを考えてください。

もしものすごく長い文を一息でいわれてしまったら、

「えっ、ごめん、もう一度言ってくれないかな」ってなりますよね。

それと一緒で、全部完璧に聞き取れていないのです。

しかし、キーワードになりそうな語がちゃんと聞けていて、

なんとなく意味が構築できれば、それで6~7割ぐらいは完成と思っていいです。

あとは、語と語のつながりの音(フランス語でいえばリエゾン)や、

ネイティブ独特の癖(例えば、a「ア」を、「エイ」と発音するとか)を覚えて、

リスニングを3ヶ月ぐらいやりまくれば、90%は取れると思います。


ちなみに、去年の私がもった受験生はこれでリスニングの勉強を乗り切りました。

50点中35点より下の点数を取った生徒はいません。

筆記がどんなに悪い生徒さんでも(センターで80点ぐらいの生徒さん)、

リスニングは35点を取らせてきました。

しっかり対策をした生徒さんはちゃんと9割をキープして、

筆記の点数に差し支えないようにしていました。


リスニング力の習得は、結局単語が起点になっています。

単語を覚えなくして、ちゃんとした英語力を身につけることはできません。

よく巷で「単語を覚えずに英語は習得できる」というフレーズを耳にしますが、

それは英語教材を売るための「誇大広告」にすぎません。

覚える量が少なくていいというのは、

あくまでも日常会話のレベルで英語力にすぎず、

英単語が2000個ぐらいで会話できる内容なんてたかが知れています。

子供との会話や、事務的な一瞬のやりとりだけです。

大人のネイティブであれば、

およそ40000語の英単語を網羅していると言われております。

そんな連中としっかり相手に自分の言いたいことを、

ちゃんと言葉を吟味しながら伝えるためには、

こういった覚える努力を怠ってはいけません。

このことは小学校の時に漢字ドリルをやることと大して変りません。


漢字ドリルをやってきた我ら日本国民が、

あんな軟派な連中が操っている言語の単語を覚えられないはずがありません(笑)


ぜひとも、英単語をしっかりおぼえて、

リスニング力をつけて、大学に入ってください。

そして、1度は

外国に行って勉強したり、外国の文献と日本の文献から情報を取り出して折衷させたり、

外国人の友達とパーティーしたり、外国人の恋人をつくってランデブーしてください。

これをやりこなした人には、きっと新たな明日が待っています。


リスニングで困っている人がこれを読んで、うまくいきますように。

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