2012
04.26

リスニングの実力をあげるためにすること(2)

Category: 雑記
リスニングの実力をあげるためにすること、その2。その1はこちら


前回は速読をすることでリスニング力が上がることをご紹介したのですが、

なんで速読でリスニングがあがるかについて、

もう少しお話ししたいと思います。

実は私がこの勉強法を思いついたのは、中学校2年生のときです。

1998年の6月ぐらいにたまたま風邪で学校を休み、

家でごろごろしていたわけですが、

お昼頃に御飯を食べながらテレビをつけて、番組をみていました。

そのテレビ番組とは今はなき「午後は○○おもいっきりテレビ」。

みのもんたさんが司会をやっていた名番組です。

その中でみのもんたさんが

電話で奥様のお悩み相談をするコーナーがあったのですが、

そのお悩み相談のお題が、

「最近息子(娘だったかも?)の日本語が聞き取れなくなった」

という内容でした。

そこで、この悩みを解消するために、

その番組スタッフ3人それぞれに、次の3つの実験を2週間してもらいました。


①新聞にある社説の速読

②若者の会話を録音したテープの聞き取り

③花のにおいのかぎ分け


さて、みなさんはどれが一番成果が出たと思いますか。

英単語を覚える努力に時間をしっかり費やし、

最初はみなさん絶対に②を考えると思います。

しかし、もうおわかりのように、一番成果が出たのは①の速読です。

どんなに若者の会話をリスニングしても、

そこで使われている単語がわからなければ、

その会話の内容など理解できるわけがありません。

例えば、昔「学校へいこう」という番組に出演していたギャルの会話の中で、

一人が予定の確認で「3月はいつ暇?」と言い、

もう一人の答えが

「2と6と8のビンゴ」と言っていたのですが、

私はちっとも意味がわかりませんでした。

(ものすごーく、いろいろ考えると

おそらく「2日と6日と8日はオッケー」ってな具合の意味なのでしょう)

このように、その言語が意味するものと意味されるもの

(専門用語でこれをシニフィアンとシニフィエと言います)がわからなければ、

どんなに日本語であろうと内容を理解するのは絶対に無理です。

そして、これは他の外国語にも同じことが言えます。

英単語の音と意味がわからなければ、リスニングをするのはまず不可能です。

そういうわけで、英語において(言語において)英単語の暗記は不可欠なのです。

そして、その会話のスピードについていくためには、速読が

もっとも適した勉強法というわけなのです。



そして、次に成果が出たのはなんと③の花のかぎ分けでした。

まさかの③でみなさん驚きだと思います。

そしてなんでやねん?って思っていることでしょう。

③の花の匂いのかぎ分けですが、

この能力をつけることで、人間の神経は敏感になり、違いがわかるようになるのです。

これを言語のレベルで応用できれば、必然と英語ができるようになります。

よく音楽ができる人の中に、言語が何カ国語もできる人がいるが、

それは彼らが音の違いをよく理解しているからこそできる芸当です。


このように、日本の番組でもうっすら言語の秘密を紹介していたわけですね。

私は中2のときに、「これだ!」と思い、

とりあえず、英語の国語も社会もすべて単語を覚えるように意識していました。



さて、文法も高校生の内容はある程度(英検準2~2級の間ぐらを想定)できるな

という感じになって、

簡単な英文ならば速読は可能だぜ!って感じになったら、

次のことをしなければいけません。


それは、単語の意味の幅を広げることです。

例えばrespectという単語がありますが、

これは普通「尊敬、尊敬する」という意味で覚えると思います。

しかし、思っている以上に他の意味も沢山あります。

「敬意」、「ご挨拶」、「ご機嫌伺い」、「尊重」、「重視」、

「考慮(昔はこの意味あった)」、「関連」、「点」、「細目」……

と、地味にいろいろあります。

このように、「尊敬」という意味からさまざまな内容を考えて、

派生できるかどうかがリスニング力を始め、語学習得には必要なため、

この意味の幅を広げていく努力をしてかなければならないでしょう。

これは日本語の勉強にもなるので、ぜひやっていただきたいです。


ここまでできあがると、読むのも速くなりますし、

英語を書く能力も少しついてきます。

そして、もちろんリスニング力にも大きく影響してきます。


しかし、

リスニングを鍛えるためにはもう一つだけ必要なことがあります。

それは、また次回にお話ししようと思います。


長くなりました。いつもありがとうございます。

よかったらココをクリックしてください。いつもありがとうございます。
にほんブログ村 教育ブログ 家庭教師へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ
トラックバックURL
http://caseofcases.blog116.fc2.com/tb.php/108-8c955c11
トラックバック
コメント
管理者にだけ表示を許可する
 
back-to-top