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とある質問 ~参考書の選び方・考え方~

ある名古屋の塾の塾長がこんなことを言いました。

「高校受験に合格するテキストは何かないのか?」

私はこれを聞いたとき耳を疑いました。

「え、塾というか教師は合格するためのテキストを探すのが仕事なの?」

あまりにも野暮な質問で、あっけにとられてしまいました。

もちろん私はそんな方針がダメダメな先生とは仕事をしたくないので、

やめてしまいました。(しかも、その塾長は最後の1カ月の給料をくれませんでした。)

残念ながらこういった先生は少なくないのかもしれません。

どこか指導を楽に楽にしていこうと思うのでしょう。

そういった横着をする者は、講師を始め、ものを伝授する資格はありません。



今や星の数ほど参考書や問題集がありますが、

この世に「絶対に合格する参考書」はありません。

その中でも「いい」、「悪い」参考書はもちろん存在するでしょう。

しかし、評判が悪いものを頭ごなしに否定してはいけません。

もちろん反対に、評判がよいものを鵜呑みにして肯定してはいけません。

人には人の勉強法があるので、

それを受け入れてみようという姿勢で参考書を見るといいと思います。

もちろん、どんな参考書を使えばいいかわからない人は多いと思います。

そういうときは、学校にも塾にも誰か一人は参考書マニアがいるものです。

その人に、自分はこういった所が苦手でと説明して、

自分に合いそうな参考書を指南してもらうのが一番いいと思います。

私も今年の2月から参考書や問題集を購入したり、拝借して、

現在100冊読了し、そのレビュー(特徴と難易度と勉強法)が完成しました。

どれも使い方に工夫をすれば、自分にあう参考書になるのです。



去年、名著と呼ばれる参考書を山積みにして、

2~3ヶ月で全部やりこなそうとしていた生徒さんがいました。

ものすごく根性があるなーって思う反面、

全部やっても他の教科があるから覚えられないよーとも思い、

私は思い切って3冊の参考書にしぼりました。

その生徒さんは良いものと悪いものの判断ができなかったのです。

逆に言えば、どちらも受け入れようとして、全部こなそうとしたわけで、

とても真面目で、学生の鑑だと思います。

しかし、受験は量と時間との闘いで、

どちらかに偏っては、難関校の合格通知を勝ち得ません。

そのとき生徒本人にもいったことですが、

「人と同じで、参考書に浮気をしない。」

これが参考書を選ぶときのキーワードです。

1冊の参考書に愛情を注いで、その教科の核を作ればいいわけで、

この一冊と受験期まで付き合っていられるかどうかを

自分の実力と相談すればいいのです。

もちろん、実力が上がれば参考書も変わっていかざるを得ません。

しかし、1冊目に手にした参考書はバイブルであり、

結局最後の最後でも私たちを支えてくれるのです。


こう考えているわけで、私はオープニングの塾長の質問の答えは、

「どれも合格するテキストです」と言わざるをえません。


参考書の著者の誰もが「これを使えば合格する」と思って執筆しているわけで、

私たちはどうやってそれを使用するか、

そして生徒にどれが適していて、

どうやって使用して合格にたどり着くかを考えたうえで

学習ペースをプランニングしなければなりません。


ぜひとも、受験生のみなさんにはいい参考書とのめぐり合いをしてもらいたいと

願うばかりです。

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cancan
Posted bycancan

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