「朝は起きてしまえばどうってことはない。朝起きてしまえば、なんとかなるものだ。
大事なのは起きる、つまり布団の上から立ち上がってしまえるかどうかだ!」
私は指導教官が嫌いでしたが、
それでもいくらかまともなことを言っているなと思い、逆らいはしませんでした(笑)
そんな語録の中の一つです。
さて、我が軍は朝が弱い学生が結構います。
去年から通っている学生も浪人が二年目、3年目突入したというにもかかわらず、
平気で遅刻してきます。申し訳なさもなくですよ…。
でも、そういう学生の多くの特徴は、成績がイマイチ振るわない、
もしくは以前の成績より上がっていないという状況でしょう。
まあ朝が起きられないからといって成績が下がることはないし、
朝起きれたからといって成績が上がるというわけではないですが、
朝を有効に使おうとする学生の多くは、
費やす時間がない中で工夫している学生なのでは?…とは思ってしまいます。
万年遅刻していた学生の数人が、「さすがにやばい」と言い出して、
朝早起きして、1番ノリで予備校にきて、学習しようと頑張り始めています。
その学生の一人がこういっていました。
「さすがにヤバいって思ったのは、効率が上がったせいか、
なんか生活というか時間が無限にあるように思えて、無駄に過ごす時間が増えたんですよね。
だから、朝律して、夜は夜更かししないで勉強する努力をしようと思いました。
目標は名駅のモーニングを制覇することですね(笑)」
まあいいのではないでしょうか。なまじできるようになると、
やらなくてもできるじゃんと錯覚を起こしがちなんですよね。特に多浪してくると、
知っている問題が増えてきて、変わりばえがないし、勉強しているのかなーって思いながら
ぼけーってしていることも多いかもです。でも、そうしていると成績はあがらない、
やばいなって思うんですよね。
そこで生活を変えようと思ったのが、朝起きるということなのでしょうね。
口酸っぱく遅刻するなと言った学生も朝来るようになりました。
やはり人生変えるためにも、
何か生活の1部分を変える必要があるかもと思ってくれたのでしょうかね。
今のところはしっかり朝遅れずにくるようになりました(笑)
こんな初歩的なことが20歳すぎても大学生になってもなおらないとなるとまずいですよね。
私も高校の時は遅刻200回を記録したことがありましたが、
意志を持って遅刻していました(笑)
「高校の先生に教えてもらうことなんてないから、俺は行きたいときに高校に行く。」
なーんてほざいていました。やめちゃえばよかったと思う時もあります(笑)
今思うとばかだったなーって思いますが、
それでも大人になれば遅刻はまずいと思うものです(笑)歳をとりましたな、私も。
さーて、学生たちは果たして早起きがどれだけ続くのか、見ものですね。

にほんブログ村
コメント
コメントがありません。