模試の総括と学生の勉強方針を決めるためのミーティングをしていきました。
ものすごく成績が上がった学生もちらほら。
でも、まだ詰めが甘いなーって思うところもしばしばみうけられました。
そんな中、壊滅的に悪かった学生もいないわけではないです。
7月の時点で、3教科or医学部だったら4教科のうち、
2科目以上が半分以下の実力(スコア的には60点or偏差値的には55ぐらい)だと
正直自分が目標にしているところに合格することからは遠のきます。
たとえ夏に一杯やると言ってもたかが知れており、
平凡にやってきた学生の力に追いつくレベルに到達するのが大半で、
ここから実力をあげるためにはよほどの努力と理屈じゃない頑張りを要します。
こういうスコアに陥ることに以前はびっくりしていたのですが、
最近こういう生徒をみすぎたせいか、やり方に問題があるとかそういう問題以前の問題かなと
思うことも増えてきました。
一つ挙げれば、1年で4科目を仕上げるなんて正直無理です(笑)
というわけで、学生に与えられた時間を考慮してもどうにもならないときがありますよね。
(まあそれでも高校3年間あったのに何もしてこなかった学生が悪い!と思っています。)
さて、ここで問題が生じます。
1年で4科目を仕上げなければらないという状況になったときによぎるのが、
今年までに入学するのであればどういうスタンスで勉強させるか、
浪人を視野に入れるのか。こういう状況に陥った時には
現実と立ち向かってこの2択を考えなければなりません。
さーてどうしますかねー。
こういう生徒がいる場合、私はもう4科目であったら2科目はごまかすことを考えます。
そう半年で2科目を完成させよう!という目標に切り替えます。
ものごとを整理してあげて、高校生活をそれなりに送っていた学生であれば
なんとか2科目を仕上げることができるでしょう。
残りの1科目or2科目は学校の授業を返上してやるなり、
隙間の時間で処理しなければならないでしょう。
または科目数を減らして受験することができる学校を選んだり、
センターを目指して形式練習でごまかせる試験方式を選ぶしかないですよね。
2科目を完璧にする努力をしていれば、
万が一浪人したとしても、科目にかかる負担は減りますよね。
目指すところによりますが、大方2浪まででそれなりの大学にはいけると思っております。
そうやって計画的に勉強できないのであれば、よっぽどその大学に縁がないのか、
お勉強をちゃんとやるための、話を聞く力とか、ドリルをこなす力がないという
基礎体力の問題になるかなーって思います。要は今までで培ってきた実力の問題ですよね。
これに悩む学生も少なくないですよね。
私は申し訳ないですが、「やる気がない」と「壊滅的にできない」
(四則計算ができない+アルファベットが書けないなど)が2つとも同時に存在する学生を
みることをお断りしていますが、これから講師として
これを何とかする方法は考えたほうがいいのかもしれませんね。って最近思い始めています。

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