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雑記

話を聞いていない人たちの末路。授業で大切なこと。

先日、私はある公共の施設でお料理教室と言われるものに参加してみました。

スリランカカレーを作る教室です。率直な感想を言うと、非常に勉強になり、楽しかったです。

そして、手でカレーを混ぜて食べるうまさを知りました。

しゃびしゃびのカレーは手で混ぜながら食べたほうが絶対にうまいです!

混ぜる塩梅は手の方が精度が高い気がします。

さて、こんな日記的なことをここで書いても仕方がないのですが、

カレー教室をしている中でいろいろ見えることもありました。


グループでカレーを作ることになったのですが、

私たちのグループは4人で、私と彼女以外は全く知らない男の人たちでした。

他のグループも5つほどあり、先生が調理室の前の方で説明をいれて、

それに従って料理をします。

まあ我々は順調に言われた手順で料理をするのですが、

グループの中に料理に不慣れな人もおり、

みじん切りの仕方に「そんな切り方があるのですねー」って感動しているのをみたとき、

あ、自分は結構料理をやっているほうなんですねーって思いましたよ。

最低限の知識は何事も持っていた方がいいですなと自身を鼓舞しておきましたw

とはいえ、我々のグループは周りのグループよりも少々進みが遅く、

「なんかやべーな」って焦燥感が漂ったのですが、

あるおばちゃんの先生に対するお話の聞き方にびっくりしました。

先生:「最初にスパイスをいれて、玉ねぎ入れて、水を入れて、…」

おばちゃん:「えっ?最初にスパイスを入れて、玉ねぎを入れて…トマトはどうするの?」

先生:「トマトは水入れた後ですね。」

おばちゃん:「わかった。最初にスパイス入れて、お水入れて、トマトを入れて、玉ねぎを…

        水はどれぐらい?」

先生:「3カップちょいですね。」

おばちゃん:「わかった。最初にスパイス入れて、お水入れて、玉ねぎ入れて…他のスパイスもあるよ?」

先生:「……えーっと」

結局おばちゃんは順番を分からず適当に入れていました(笑)

そして、みんなはそのおばちゃんに合わせたのかどうか知りませんが、

みんなカレーの色が薄めになったのですが、

我々は先生の言われたとおりにしていたら、黒っぽくなり、「うわー失敗かなー。終わったわー」

なーんて悲観していたのですが、先生にみてもらうと、

「あ、これこれ。あなたたちのカレーが正解。みんなお話を聞かないで、先にやるからダメよね。」

とぼやいており、私も先生の苦労を教職者として察してしまいました(笑)

大人が話を聞けないのですから、子供も聴けねーよなっていうのも納得。

お話を聞けないのは、実は親御さんたちのしつけか?と疑うこともありましたw

とまあ、何はともあれ我々のグループはおいしくできて、

うまくいったのでいいのですが、お料理教室の先生も大変だなー。


何かを覚えるためには、正しく話を聞いたり、テキストを読み込むことが大切であることを

こういう一般のお料理教室で学ぶことができました。

また今回は生徒として参加することで、

「教えてもらう」という謙虚さをもって授業に臨む大切さを確認することができました。

この2つがしっかりできれば何事もうまくできるようになるのかなと、

そして、それを明確に伝えられる力を先生は日々磨かないといけないんだろうと

勉強になることが満載な1日でした!

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