無論、2か月前に授業をやった内容など忘れています。
しかし、その生徒の言動やしぐさからあることに気づきました。
その言動とは、いつもやたらと「自分には時間が足りない。」という言動。
そして、しぐさというか説明をさせてみると、一語一句聞き洩らさぬというよりも、
「とりあえず単語単語だけ聞いておいて、似てる問題は手順通りにやればいいや」的に
大雑把な手順しか覚えないという杜撰な思考が見られたわけです。
これらの行動から私は次のことを彼に指摘しました。
「えー、君ってさ授業の間に物事を覚えてしまおうって考えたことないの?」
復習をするってことをはき違えている人っていませんか。
授業はホワイトボードの内容を書き写しておくための時間であり、
復習とはそれを覚える時間である…………
もしこんなことを思っていたら、高校なり大学なり教育機関に行かなくていいです。
時間の無駄です。遊んだり、カラオケ行ったりセックスする時間に充ててください。
きっと満足のいく時間を得られるでしょう。
授業の中でできる限り聞き洩らさずに内容を聞いて、
お家に帰って完璧にその時間内で理解できなかったことと、
とりあえず一通り理解したものを確認するために机に向かってやり直すのが
復習ってものですよね。
ただ写して、もう一度ノートをみる作業を全力でやろうとするから、
授業の時間分だけロスを生じているんでしょうね。
多分授業は書写するのでいっぱいいっぱいで覚える作業なんてしていないんでしょうね。
またこういう学生もいました。
学生A:「これってどういうこと?」
私:「これは〇●とイコールってことでしょうね。」
学生A:「なるほど。はーい。」
10分後に同じ内容を他の生徒に説明する学生A君
生徒B:「これってなんて言ってたっけ?」
学生A:「これは××と≒ってことなんだって。」
〇●っていったはずなのに××で伝わったのと
イコールが≒として伝わっていたことから
「あ、こいつは人の話を半分聞いているだけなんだなー。
あとは自己の類推解釈しているんだねー。伝言ゲームみてーだなー」
って具合に、
学生たちは人の話をすべて刑法で用いられるような類推解釈をしているのでしょうね。
なんだろう、私の言葉の真意がわからないために、探偵が容疑者を探すときのレベルぐらいに
おぼろげに答えを出そうとするのでしょうね。
これは伝え方がまずいってのもあるかもしれませんが、
教科書に書いてあることやテキストの内容がはっきり書かれているレベルのもので
この理解力と聴力なのですから困ったものです。
まだまだ勉強する意識が低いという証拠ですかね。
勉強したくないという気持ちが強いと、
授業はとりあえず出ておこうかぐらいの気持ちになるのでしょうね。
授業はもれなく「その場で極力覚えようね」っていうオプション付のワークショップですよ。
それをしたくないのであれば、勉強はまずできるようになりません。
いや、運動の世界でも高度なことは身につきません。精進しましょう。

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