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2012
07.26

Don't think. Feel!

Category: 雑記
昨日から仕事と、読書と、執筆作業の締め切りに追われ、

こちらのほうに何も書けずにいました。

今日からまたオフなので、充実した日々にしていきたいと思います。



さて、おとといの授業である生徒にこんなことを言われました。

「あ、靴かえましたか?先生の靴は日に日に黒くなっていましたもんね。

あと、メガネっていつも違いますよね。」

ファッション系の研究をしていた私ですが、

実はこういった指摘はありがたいし、反省をしなければならないと

戒心しようと思います。

しかし、それ以上にびっくりしたのは、

普段ファッションなんてお構いなし(と思われる)生徒が、

靴とメガネにツッコミをいれてきたことです。

特に、靴の変化への指摘はとても鋭かったです(普段は私もかなり気にしているもので)。


さて、今日はこの「鋭さ」が英語に影響することをお話ししておきます。

私は、英語においてこの鋭さが必要な能力だと考えます。

こういう能力は身についていないでしょうか。


スウェーデンにいたとき、私は大学の学生寮で

多国籍の人々と共同生活をしていたわけですが、

そこで生活していた人々と何ヶ月かして、

人の足音で誰が部屋に入って来るかわかるんだよねという

会話で盛り上がったことがあります。

そして、ある一人は面白いことを言います。

「日本人の足音はあまりしないから本来わからない。足音にもわびさびがあるんだろうな。

そのことから、我々は日々大きな音を立てて生きていることに気付かされる……

はずなのに、なぜおまえの足音は大きいのだ?

お前は最初、日本人ではないと思っていた。お前はどちらかというと西洋人に近い。」


これはリヒテンシュタイン人の天才による謎の分析ですが、

彼は後に、生活はすべて音のかたまりで、ドアの開け締めの音や

空気感の変化で、見えなくても存在や気配がわかるものだと言っていて、

尋常ではない感性を兼ね備えていました。

もちろんその彼は4カ国語できていて、経済学のスペシャリストです。

そんな彼とスパゲティを食べながら(彼は料理もうまかった…)、

よく英語のことを相談していましたが、

やはり彼は日本人と違った感覚を持っていました。

彼はこう言います。


「僕はリヒテンシュタインに住んでいたからドイツ語をやらされるんだけど、

となりにスイスやベルギーがあったから、フランス語もできなきゃいけないと、

自然と思わされていたんだよね。もちろん全然できない人も多いけど、

僕は父も母も学者だったし、言語教育はされなくとも、そういった環境を

感じざるを得なかったのは事実かな。

だから、必然と英語も覚えなきゃと思って覚えたよ。」


彼は英語を喋る環境を持っていたわけですが、

そこに関しては日本も今やさほど変わりません。意識して作ればできるものです。

しかし、このとき私がより大事だと思ったのは、

言語ができるためには、環境が与えられていたとしても、

その空間で「できなくてはいけない」という感覚に気付けるかどうか、

そしてできるようになるためには、

それを絶対に感じ取らなければならないということでした。


それ以来、周りへの気配りは異常なほどになって、

今や家にある機械音の違いや、

木や壁の音にまで気付くようになってしまいました(笑)


しかし、その神経の研ぎ澄ましが日々の英語力(語学力)

を作っているのです。

我々が喋っているときに、相手に100%伝えきれたと感じることは

正直あまりないのではないでしょうか。

それはどんなに語に敏感な人でもそうだと思います。

しかし、そのときに「あ、あのときもっとこう言ったら、よりわかってもらえたかも」

とか思い返して、今度はこうやっていおうかなと改善を図ろうとすることで、

言語の実力はのびていくのです。


それと一緒で、受験英語においても、例えば

空欄補充問題で4つの選択肢の中で正解を選ばなければならない場合、

この問題は何を聞いているのかに気付けなければ、

迅速かつ正確には解けません。

正誤問題で、なんか違うなってのが気付けなければ、

間違っている部分にさえ気づかないし、正解とは程遠くなるでしょう。


どんなに知識を手に入れても、TPOを考えられなければ、

その知識は宝の持ち腐れです。

知識を蓄積していく作業は絶対ですが、

英語における感覚を手に入れることも重要だと思っています。

前述した生徒は着実に英語に必要な感覚を習得してきたと、私は感じました。

(実際にその生徒はかなり良くなってきた!)



生きていく中で、感覚を研ぎ澄ませて下さい。


Don't think, Feel!

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