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2011
10.31

『キムタツ式 英語長文速読特訓ゼミ 基礎レベル』

Category: 参考書関連
キムタツ式英語長文速読特訓ゼミ 基礎レベル編キムタツ式英語長文速読特訓ゼミ 基礎レベル編
(2010/09)
木村 達哉、マーク・ピーターセン 他

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【特徴】
 この問題集は灘高校の先生で有名な木村達哉先生の速読アップを目標にしたもので、英文がマーク・ピーターセン先生の書下ろしとまでいくと正直もうこれだけで豪華な気がしてしまう。しかし、その期待にちゃんと応えており、内容もメソッドもかなり一貫しておりブレていない。英語を読む上で、英単語と文法の基礎知識を定着させることを大切にし、スキミングやスキャミングといった長文を読む上での高等技術まで教え込もうとしている。この問題集ですることは、段落の最初と最後の内容をしっかり捉えられるようにすることと、設問にあった内容を極力短時間で読み取る訓練で、個人的にも効果的だと思う。英文も基礎レベルなので、速読しやすいものばかり選ばれており、長文読解の練習にはよいだろう。覚えるべき単語もしっかり網羅されているので、これ一冊で長文を読むノウハウは手に入れられるかもしれない。


【使用法】
 この問題集は高校1年生でも使えるレベルになっていると思うので、早い段階から読む力をつけるのであれば、これを手にとってみてもよいだろう。1つの英文を、単語熟語チェック⇒スキミング⇒スキャニング⇒構造分析⇒要約の確認⇒音読の順番で3日のうちに3ターンこなすと効果的だろう。すると、15題あるので45日で終了する計算になる。詳しくは筆者が薦める方法に従うのがよいが、それに従ってこのペースでやっても十分だろう。受験生であればこれを10題ぐらいで切り上げて、コツをつかんだらもう一ランク高い英文を読むとよいだろう。

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2011
10.30

理想の勉強体系

Category: 雑記
生徒の勉強が順調に進んでいます。

嵐の前の静けさでないことを祈っております。


しかし,今年は生徒の理想の体系にかなり近づいています。

私の理想は何かというと,前期に血反吐を吐くほど勉強し,

勉強の辛さと厳しさを知ると同時に,

その体験から知識の吸収に対しての素晴らしさや楽しさを感じ,

そういった感情を後期で開放するということです。


勉強は楽しいだけで成立しません。

二年前にある保護者の方からこんなことを言われました。

「授業を楽しくやってくれませんか?

中学校1年生のように,ゲーム形式をいれてやってくれませんか」

この人は高校2年生の生徒さんの保護者でしたが,

高校2年生の授業をゲーム形式を取り入れて行うなど,

まずムリです。ましてやそれを受験で生かせる実力をつけるなど,

むちゃくちゃもいいところです。

もちろん,私もすべてこなせないので,

できないことや間違っているなと思うことは

たとえ親御さんが相手でも容赦なくいうつもりです。

そういう娯楽レベルで勉強を楽しむことと,

勉強を楽しむことは質が違います。

勉強が楽しいと思えるのは,厳しさがあるからです。

これだけやらなければならないというノルマがある厳しさが

良質の嗜好を与えてくれるのです。


勉強は山登りと一緒で,チョモランマを登頂してそこから見る風景は,

登頂した人にしかその風景の美しさはわからないように,

勉強も尋常では考えられないくらいの量をこなして,

ある一定の結果を手に入れたときに初めて

勉強における楽しさを手に入れられるんだと思っています。

こういったことを知らずに,ただ「やれ」といわれても,

それは苦行にしか見えませんが,

「ある領域に到達したときに何かが見える」と言われて,

「何かって何だろう」と模索してしまった人は

勉強の楽しみを知るに足る人だと思います。


ただ,別にそれを知らなくてもいいという人は,

私はそれを知らなくてもいいんだと思っています。

私が山を登らない理由と同じで,

興味がなければ専心してやらなくてもいいんだと思っています。

アルピニストからしたら私なんて,

へなへなの草食系男子にしか見えないでしょうが。




ただ,私はアルピニストではないから山の素晴らしさは語れませんが,

人並みよりもちょっと勉強をたしなんだので,

勉強をしていいことがあったことはお話できます。

勉強のすごいところは

実際に「体験」できなくても,断片的に「知る」ことができるという

幅を利かせられるということです。

山登りをしなくても,山の名前は覚えようと思えば覚えられます。

自分が泳げなくても,鯨の専門家だという人もきっといるでしょう。

こういった話をしていって,

自分はやっぱり何かやるために勉強は必要なんだと

気づける人がこの勉強の素晴らしさ,楽しさに到達できるのです。


そして,この感情と体験はお金で買えません。

これが「勉強する」という行為の価値が高い理由でしょう。

体系的にはお金で教育を買っているように見えますが,

お金を出して勉強する行為だけ購入し,結果を手に入れても,

本来の勉強の醍醐味を知らないままでいる人は多いと思います。


そういったことを1年では物足りませんが,

わが軍の生徒達に植えつけようとしています。

生徒が自分で勉強し,私が少々わずらわしく感じるようになったら,

もう理想系の完成です。寂しいものもありますが,

生徒のためです。生徒が自立すれば,いうことはありません。

師は第二の親で,そこまでの領域に行った連中は,

本当に困ったときだけ,その親の元に現れます。

それがあるべき人間関係でもあるのではないかと勝手に思い込んでいます。

手取り足取りするのは中学生までで十分。

私が小・中学生を積極的にもたないのは,

この精神を手に入れるには大半の小中学生が精神的に未熟な為に,

習得できない,または信じてもらえないためです。

しかし,高校生なら

勉強ではなくてもそれなりの何か大きな過ちが一回や二回はあるもので,

それを一変させて大きな結果につなげたい

と思う人も少なからずいるでしょう。

そういった高尚な楽しみを,人々に知ってもらいたいです。


苦難を潜り抜けた後に見る風景は,どんなものも綺麗に映るものです。

さて,11月も頑張りましょうね。

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2011
10.28

勉強すると、いろいろあります。

Category: 雑記
先日、私の大学院の時の友人がラーメン屋を開いたということで、

早速食べに行ってきました。

その彼は大学で「文化大革命」について研究していたのですが、

PhDコースには進まず、料理人の世界へ飛び込み、

今奥さんと頑張っていました。

豚骨ラーメンがおすすめだということで、それを注文し、

いざ実食!

正直、修行をちゃんとしていないからどーせろくな味も出せないだろうよ

と、鼻っからさめ気味だったのですが、

これが意外に上品な豚骨ラーメンで、悪くなかったんですよ。

(麺に関してはダメだししたけどね。)

他にもサービスでいろいろ出してくれたのですが、

なかなかうまくてちょっとびっくりでした。

大学院を出てラーメン屋になる人はなかなかいないでしょうね。

人生こういうこともあるから面白いんですよね。


実は私もラーメンには目がなく、けっこううるさいんです。

実際に名古屋のラーメン屋さんはもう150店舗は制覇したと思います。

関東圏のラーメン屋も合わせると、相当のお店に足を運んでいます。

ラーメン好きになったのは、学部生の時にやったモニターがきっかけです。

そのバイトは、あるグルメ雑誌編集者に1万円もらって、

一週間で10~15杯ぐらいラーメンを食べて、レビューを書き、

アンケートに答えてくれというもので、

これがなかなか面白くて、一時期頻繁にやっていました。

そうやって食べ歩いていると、だんだん自分が好きなラーメンがわかってきて、

書くことも辛口になってきて、一躍ラーメンマニアに変身してしまいました。

まあそれを職業にできるほどラーメンには詳しいわけではありませんが、

お店の場所と何系で、どれがうまいんだよねという情報は

「ぐるナビ」みたいな情報サイト並みに知識を持っていたりします。

そんな知識が生かされたのかわかりませんが、

一度、あるラーメンのチェーン店から

「ラーメン屋にならないか」というオファーまでいただいたことがあります(笑)

まあ、何かの縁でもあるのですが、

さすがにラーメンを作ることに命はそそげませんでした……。

やっぱ食べる側でいたいです(笑)


こういった根も葉もないものが転がり込んでくるのが人生で、

真面目にやっていると、「俺の人生も捨てたものじゃないぞ」

と思うときがあります。

しかし、そう思わせているものはやはり

高校・大学で手に入れた「経験」がものをいっているように思います。

勉強といっても、教科書やノートを使って手に入れる知識だけではありません。

そこまでがむしゃらに勉強できた忍耐や、苦悩や、

人とかかわりあって何かを得た瞬間とか、いろいろなものを含めた経験です。

こういったことに巡り合うためには、

やはり勉強することも不可欠で、是非高校生や大学生は

率先して何かに着手してほしいものです。

大学を出て就職をするのがすべてではありません。

今のような混沌に陥っている社会ほど、

「安定した」会社という売り文句は危険だったりする時があります。

最終的にそこに落ち着くにしても、そこに安座するのではなくて、

常にチャンスが来るのを待ち、その瞬間を凝視し、

それを引き寄せるためにいつも努力をしていかなきゃいけないんだと思います。


大学院卒のラーメン屋、いつか一世風靡してくれると、

また一興なんですがね。

私もまた新たなことに着手していけないかと、チャンスを待ってみようと思います。

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2011
10.22

『偏差値30からの英文法完全制覇 基礎体力編』

Category: 参考書関連
偏差値30からの英文法完全制覇 基礎体力編偏差値30からの英文法完全制覇 基礎体力編
(2011/08/10)
泉 忠司

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【特徴】
中学生のときに英語で躓いた人はこれを読むとよいだろう。動詞の区別や三人称単数のsのつけ方から時制にまつわる文法の核になる単元を中心に、しっかり説明されている。そして、私はこの基礎文法を気に入っている理由のひとつは、この文法書の構想にある。この参考書は、最初に文法の基礎の「いろは」に集中し、頑丈な基礎力を養成することを目的にしており、そのあとでたくさんの技を覚えて複雑な文法も比較的に容易に習得しようという気持ちで書かれているのだ。なので、覚えるものも多く、理解するところもしっかり要点が絞られており、適度に練習も理解もできるものになっているので、バランスがよい。また、国語の観点からの説明も多く(「てにをは」の件とか)、さまざまな実力がつくのではないかと期待できる一冊である。ついでだが、イラストもかわいい。


【使用法】
 これはあくまでも英語が苦手な人のために書かれたのであろうが、特別英語が苦手ではないが英語という科目に自信がない人も、読めば目からうろこということもあるかもしれない。読み物ぐらいの感覚でいるとよいだろう。

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2011
10.20

生徒のその後1

Category: 雑記
受験生が奮闘している中、

去年受験生で今は晴れて大学生になっている元生徒が

私の下にやってきました。

あーもう去年の死闘から一年も経ったのですねと思わされました。

その生徒は早稲田の理工学部になんとか滑り込んだ生徒だったので、

良く覚えています。しかし、勉強しろよという風貌であったわけですが、

彼のその後の話を聞いてびっくり仰天。

彼はちゃんと勉強をしており、あるロボットのコンペで入賞を果たしたようで、

その報告のためにわざわざ私のところに来てくれました。

うれしいですね、こうやって教え子が活躍してくれるというのは。

そして、その彼は今度はアメリカで更なる業績をつくるために、

留学をしようと意気込み、英語を死ぬほど勉強したいと所望していました。

あんなに英語ができなかった彼から、

「英語をやらないと道が開けない」とのたまう日が来るとは思いませんでした(笑)

でも、そうやって重要性に気づいて高みを目指す姿をみて、

私は感動しました。学部生の私も同じように頑張った(つもり)なので、

とても姿がかぶってしまい(彼には申し訳ない)、

応援したくなってしまいました。

こういう生徒の話を聞くと、わが軍の今の生徒たちも燃えてくるようです。

「俺もこうなる!」、「私も野望を!」

成功者をみると、必然とその後輩は燃えますよね。

おそらく今年のわが軍団は過去最強ですが、

それを作ってくれたのは、私がつくった教材や指導力ではなくて、

紛れもなく今頑張っている生徒たちを含めた

今まで死ぬ気で頑張ってきた生徒たちなのです。

結局そこに行き着きます。

どんなに講師が一流でも、生徒のやる気なしに成就はなしえません。

ある予備校の教務課の先生が

「受験は確かに自分で試験をやるという点では個人戦ですが、

周りの支えなしではそこに至ることはできないので団体戦と言えるのではないか」

とおっしゃっていたことが、少々心に響きます。

勉強のクオリティーを上げることはもちろん重要ですが、

切磋琢磨した一致団結的な力があるのも同じぐらい重要なんだ

と考えるようになりました。

そういった雰囲気作りができるのも、一流講師の手腕なのかもしれません。

今年はそれを重視して、生徒を集めましたが功を制しています。

この時期になると生徒がたくさん参ってくるので、

またどこかで元生徒との話をもとにいろいろご紹介できたらなと思います。

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2011
10.16

復習の仕方に問題アリ1?

Category: 雑記
模試が返却されて、わが軍では、ものすごく成績が上がった生徒と

勉強をやっているのだがなかなか実力形成につながらない生徒で

大きく差がついた結果となり、

私としては少々複雑な気分です。


この差は何かと考えてみると、

一つ言えるのは「勉強を始めたスタートラインの違い」ですが、

これは考えるだけ無駄で、これに固執してると

やっぱ「しょーがない」という結論に至るので、考えないことにしています。

また私の英文法プリントは1年かけて完成するプリントなので、

「時間が足りなかった生徒、

記憶力が出来上がっていない生徒はこなしきれなかったこと」

が挙げられますが、これも結局消極的な意見になってしまうので、

極力考えないようにしています。

(というより、私のプリントの課題が浮き彫りになるんですけどね…)


いろいろ考えてみて、

こういった能力や時間の差は抜きにして

やはりこうやって差が出たのは、

やはり「復習のクオリティー」にあると思いました。


復習とは当たり前な行為ですが、

最近の生徒さんはこれがなかなかできません。

やらない生徒は圧倒的に多いですが、これはあえて論外とみて、

やっているがなかなか実力につながらないという人に

焦点を当てて考えたいです。

本来復習のやり方は、

ただ授業でやったところをなぞるだけではなく、

その授業でやった内容と類似した問題を探して、

それをこなさなければなりません。


やり方をまとめると、復習は

①授業でやった内容をノートにまとめる

②まとめた内容を基にして、もう一度問題を解く

③類似した問題を探して、問題をこなしてみる

という具合でやるとよいわけです。


この③の作業がみなさん忘れがちなのです。

そして、この③の作業ができるかできないかが実力になるかならないかが

左右されるのです。

自分で問題を探す力があることは、

復習した内容がわかっていることも意味します。

そして問題を探して実力をつけようとする不屈の精神が、

謎の実力をつけていくわけです。


師のいう範囲内の勉強はできて当然で、

その先の自分の勉強が真の勉強であり、大学生活で一番必要になる力です。

とはいえ、最近は講師がそれを見越して

課題を膨大に与えようとしますが、それは良し悪しです。

確かに課題をこなすので実力はつく方向へ向かいますが、

与えられた課題をやるだけでは、

どこかひらめき加減を形成できないように思います。

また、講師が課題を与えないときは、生徒が「必要ないのか」と思って、

一瞬の油断を与えてしまう可能性を創ってしまうかもしれません。

うーん、自発性をくすぐらない限り、

自分の本当の意味での実力がつかないわけですね。


これができるかどうかで、

今回の模試の結果は差が出たように思いました。

残りの4か月、全員の生徒が自発的な勉強をできるように

私も指導していきたいです。

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2011
10.11

『メディカル系受験英単語+イディオム』

Category: 参考書関連
看護医療技術系のメディカル系英単語 メディ単 メディカル系受験の英単語+イディオム 改訂版 (大学/短期大学/専門学校受験)看護医療技術系のメディカル系英単語 メディ単 メディカル系受験の英単語+イディオム 改訂版 (大学/短期大学/専門学校受験)
(2011/09/30)
薄久保 賢司

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看護・医療技術・福祉系大学/短大/専門学校受験専科 メディカル系受験 英単語+イディオム (シグマベスト)看護・医療技術・福祉系大学/短大/専門学校受験専科 メディカル系受験 英単語+イディオム (シグマベスト)
(2006/06)
薄久保 賢司

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【特徴】
 メディカル系といったので、もっと専門的な単語を多く収録されていると思ったら、正直ターゲットや速読英単語のようなオーソドックスな単語帳と大きな変わりはない。最後の専門用語のみの単語帳で十分である。よって、何をもって「メディカル」な単語なのか理解に苦しむ。おそらく福祉系などの入試問題を網羅して労苦を呈したのだろうが、大きな特徴をとらえることができない。医歯薬系の問題集は名前的に差別されているが、それほど一般学部の内容と大きな変化がないことがしばしばで、教えている側からすると、問題集を選択するときに非常に神経を尖らせなければならない。したがって、看護系や福祉系の専門学校へ進学しようと思っている人が、苦し紛れに選択する単語帳と考えてよいだろう。使用法も普段の単語帳の使用法でよいだろう。(改訂版が最近出た!)
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2011
10.08

師は全能の神ではない

Category: 雑記
昨日から3連休でお休みをとっています。

この時期は私が授業で喝をいれないといけないようにも思いますが、

生徒自身が自立していかないといけない時期でもあるので、

ノルマ以外のことは結構自由にやらせています。

この自由さをいいと思う人、悪いと思う人はまちまちでしょうが、

個人的にはこの自由さが、本来の自立と勉強の精神を作り上げていくように思います。


こう思うようになったのもつい最近です。

私が学部生の時に英語を教えていたときはこんなに緩くはなく、

とにかくこの期日までにこれをやって、テストして、この課題をこなして……

と生徒に対してものすごい圧力をかけていました。

確かにこれをすると、力のある連中はものすごくできるようになり、

早稲田より上位の大学に入るのですが、

逆に才能をつぶしてしまうようにも思いました。

というのも、このやり方に困惑した生徒も少なからずいたわけで、

特にそういう生徒は真面目な生徒だったりします。

真面目な生徒はひたすらやってくれるだけで問題がないように思えますが、

決してそうではありません。

彼らは他科目の先生のいうこともちゃんと聞かなきゃいけなくて、

国立志望者のように科目数が多いと、師事しなければならない先生も多いし、

各科目に充てる時間配分を考えると、

実は私がやっていた超スパルタは、彼らにとって足枷になってしまうのです。

個人的に、英語と数学は受験の合否を決めるウェイトが重いと見てますが、

それでも、やはり負担をかけすぎてしまったように思い、反省する次第でした。

人間簡単にいろいろなことを受け入れられないんですよね。



しかし、良く考えてみると、こういったことは自分も経験していたと、

後になって気づきました。

テニスをしていたときに、

あるコーチ4人が一斉に私にアドバイスをしてくれたことがあり、

当時の素直な私はそれらをすべて受け入れようと思い、

自分がこれなら4人の言ったことを全部含めているだろうという打ち方をしたら、

また同じような注文を4人同時にしてきたのです。

つまり、ある人のやり方をすると、一人は納得いっても、

もう二人は納得いかないという感じで、矛盾が生じるのです。

私はこれをもう3回言われたところで、「あーーーー、無理」と

キレて、それをみていた監督に怒られて、

私は国体では使ってもらえませんでした。



これを気が短いと言われたら、何も言い返せませんが、

高校生や大学生ぐらいの年代でそれを素直に全部聞き入れられたら、

今頃私は何かの教祖にでもなって、世界を支配しています。


こうやってみると、みんな他人に対して何かを言いたい、

「言いたがり」なんだと思えてきます。(私も含めて…)

でも、私はそれを全部聞いてくれなくてもいいと思っています。

もしこれを全部聞き入れたら、それは洗脳です。

私は教祖で、生徒は信者。それでもいいのかもしれませんが(特に小中生)、

やはりそれは高校生や大学生にとってはどこか不自由で、可哀そうです。


そこで、我々はどこかで取捨選択をしていかないといけないわけです。

自分にあったやり方に最も近いやり方や、自分のポリシーに合った先生に

師事すればよくて、他のいうことはすべて聞かざる状態にしてしまえばいいのです。

人間が情報を受け止められる容量は、人によって違うかもしれませんが、

たかが知れています。

10人いて10人が満足するやり方を見つけるのは、

おそらく全教科の先生が理想に思うやり方であり、

それを模索するのは無理だと思った方が、利口です。

(結果が出せてしまえば、師というのは何でもよいと思う部分があります(笑))

つまり、師は全能の神ではないということをわかっていただきたい。

(まれに大学とかにはいる……)


それを追い求めるよりも、

自分に合った先生のエッセンスを使って、自己流にアレンジすることが重要で、

それをすることで、自分にとって無駄だと思う行程を削いで、

効率のよりルーティンを作り上げることができるのです。


真面目にものごとをやれる人ほど、こういった力を欠いていたりします。

くそまじめにできるのは才能ですが、臨機応変力も実は必要で、

真面目な人には、ユーモアがあるけど、沈着冷静に物事を見ている先生が

一番合っているのではないでしょうかね。

真面目な生徒であれば、師に言われなくても、不安が故に勉強しますもんね。

どこか雁字搦めになっている人、

この時期は自分の力の方が大きく試されるわけで、

師のいうことばかり聞いてはいられません。

師のいう本質に気づいてください。

そして、限界までやっていても無理なときは、

師に対して「無理」という勇気も必要で、

そういうときはまた師はやり方を考えてくれるはずです。


というよりも、師は生徒のそういった悲鳴に耳を傾けなければなりません。

それにいち早く気づける師は、やはり超一流。

そうなりたいものです。


不安にならないで、もう巣立ちの準備をしましょうね。

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2011
10.07

『部品で覚える入試重要2300語 つむぐ英単語』

Category: 参考書関連
つむぐ英単語―部品で覚える入試重要2300語 (河合塾SERIES)つむぐ英単語―部品で覚える入試重要2300語 (河合塾SERIES)
(2006/07)
内田 浩樹、Sarah S.Haas 他

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【特徴】
 「こんな英単語帳がほしかった」という声は多いのではないだろうか。接頭語や接尾語など単語の部分的なところをはっきりさせながら、単語を覚えさせようという英単語帳である。私もこういった単語帳が受験のときにあったら手に取っていたかもしれない。実際にはあったが、どうも堅い表現で書かれていたものが多く、高校生のときは手を出しにくかったわけだが、これは受験用にカスタマイズしてあるので受験生でも十分使い勝手がよいだろう。「イメージをつむいで」、「部品をつむいで」、「仲間がいなくて」とちょっと粋な響きで3章分けされているが、個人的に使えるなと思うのは第1章の「イメージをつむいで」のみで、あとは基本的というか、とりあえず載せておこうという感じが否めない。それと、英単語をこのイメージに頼って覚えてしまうと大きなミスも頻発するので、いきなりこの単語帳で単語を覚えるのは個人的にお勧めできない。しかし、ある程度単語の知識のストックが出来上がって、より印象に残る覚え方をするために、本書を使うと効果覿面な気がする。使い方次第ではバイブルになりうるだろう。



【使用法】
筆者と意図が異なるので強くお勧めできないが、個人的にはこの単語帳で単語を覚えずに、まず他の単語帳でたくさん知識をストックするべきだと考える。そして、ある程度知識のまとまりができたら、整理のためにこの単語帳を使用するのがいいと思っている。この単語帳はとにかく2300個と量も多く、接頭語・接尾語でソートしながら単語を増やしていくのは、イメージが強く残るといういい面もあるが、覚えるのに時間もかかり、且つイメージの量が増えていくにつれて、勘違いも多発するようにも思える。受験はスピーディ且つ正確に且つ適度の量というバランスが求められるので、これをガチ使用する気にはちょっとならない。でも、辞書的に使えば、良本であるのは間違いない!

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2011
10.04

何気ないことを覚えると…

Category: 雑記
最近の高校生に次の質問をすると、面白い答えが返ってきます。

「日本の終戦記念日って知ってますか?」

ある生徒は2月11日(これは建国記念日)、

ある生徒は12月8日(これは真珠湾攻撃)、

またある生徒は5月3日(これは憲法記念日)、

とまあみなさんハチャメチャで、同じ日本人として泣けてきます。

こんなことなんてと思う方、アメリカ人にこう聞いてみてください。

「あなたの国で、7月4日は何の日ですか?」と。

フランス人にこう聞いてみてください。

「あなたの国で、7月14日は何があったか?」と。

きっと、彼らはアメリカの独立記念日と、

バスティーユ牢獄襲撃(フランス革命の始まり)と答えるでしょう。

こういったその国に帰属していたことを知らないのは、

自分には直接関係がないといえども、日本に住んで日本人である以上、

無知にもほどがあります。

なぜこの質問に答えられない日本人があろうか?(いや、あってはならない)

例えば、スーダン人にこの質問をして答えられないのであれば、

もちろん納得ですが、

日本人であり、日本の大事な記念日を忘れるのは言語道断です。

これは彼女・彼氏の誕生日やカップルの結婚記念日を忘れる以上に

なんでやねん?という感じです。

(記念日は誰にとっても大事なものですから、

大事な人のものだけはちゃんと覚えましょう。)



しかし、こういう心に刻んでおかなければならないものを

覚えようとしない、覚えさせようとしないことが

実は暗記力の低下、他者・仕事への意識低下、自己中性の深化

につながるのではないでしょうか。

昨日、この質問をしてしっかり答えられた生徒が半分とは…

何とも情けない話です。

そして、その答えられない生徒に共通することは、

やはり「暗記が苦手」、「自分だけがなんとかなればよい」、

「何をすればわからないから、人の指示を待つ」ということです。

こういった話を親御さんがしないことにも問題があると思います。

特に父親は、子供に外部のことを教えなければならない

母親にはできない(今は違いますが)本来の役割があるので、

父親も意識して話をするぐらいでないといけないと思います。

暗記力はこういった対話の紡ぎ具合からつくられるのです。

一種の連想ゲームです。

ただがむしゃらにやっていてできないのは、

そういった基礎体力をつけてこなかった人だったり、

他者との対話で言葉のあやを考えながら、

意味を捉えようとしたことがない人だったりします。

だから、授業の中で「これ覚えろよー」というだけではダメで、

黒板の内容だけをやるのはダメなのです。

生徒の講師の対話の中で、勉強する内容に関して、

理解を深めるために、一見雑談のようにみえても、

トピックがずれないような話をして、

理解を深めながらも様々なことに目を向けていこうとしなければならないのです。

私の授業は、120分なり90分のうちに、どこかで10分ぐらい対話をします。

こういったことが無駄なように見えて、

実力をつけることにつながり、精神衛生にもよいと信じています。


そして、勉強が楽しいものなんだと思えれば、

これほどうれしいことはないです!

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2011
10.02

勉強の間の間食についての賛否

Category: 雑記
「食べ物を食べながら勉強するのはやめなさい!」

これは、日本でものすごく通用する注意だと思います。

しかし、私にはあまり通用しません。

私の授業では、

基本的に飲み物とちょっとした食べもの(リンゴとかちっちゃいチョコとか)とかは

OKにしています。

「えー」という声をきくと思います。

そして、私も容赦なく水を飲みながら授業をしますが、

のどが乾いたら、それが気になって勉強の能率は下がるものでしょう。

「我慢すればよい」というのは、一種の苦行のようなもので、

なんでも我慢すればよいのではありません。(テストのときはさすがにダメですよ)


なんで私はこんなルーズ考えになってしまったのか。


答えはスウェーデンにありました。

私がある政治哲学の授業を受けていた時のことです。

私が当時かわいいなーって思っていたスコットランド人が

いつもよりも少々授業を遅れて教室に入ってきて、

申し訳なさそうに後ろに行くかと思いきや、先生がいる一番前の席に座り、

ノートとテキストを出して、勉強体制をつくりだしていたのです。

ここまではいいのですよ、ここまでは。普通ですよね。

そして、彼女が出した次のアイテムに私はカルチャー・ショックでした。

彼女はカバンから青りんごを出して、

何と先生が説明している間に、左手にリンゴを持ってかじりつくのです。

皮なんて剥いていませんよ、かじりついているんですよ(笑)

私は「えー、さすがに先生キレるでしょー」って思ってたら、

先生はまったくそのことに気にせず淡々と授業をしていました。


そして、さらに驚いたのは、後ろの席では

バングラデシュ人がカバンから何かが入ったタッパーを出してきたのです。

その中身は、強烈。

スパイシー・バングラデシュカレーです。

しかも、その人は女性。ぐおーー、

「それはさすがにキレるでしょう?」と思いきや、

やはり先生は淡々と授業をしていました。

しかし、彼女の周りにいた生徒は、「臭い」とキレていました。

とはいえ、その先生がものすごく寛容なのかわかりませんが、

食べ物一つで叱責したというのはスウェーデンでは一度もありませんでした。


また、私の師匠も授業中コーラを飲んでたりしてました。

そして、私たちにも「飲みながら授業してもいいからね~♪」と

促してくれました。


名大の大学院でも、コーヒーを飲みながら資本主義を語っていたし、

授業中窓を開けて、たばこは吸う人はいるし…。

もはや大学は何でもありでした(笑)

こういった経験をすると、いかにも自分が真面目でバカをみているように思うわけで、

普遍的な感覚もますます麻痺してきてしまい、

何が正しいのかわからなくなってしまいます。


そこで、私は「この類なことで叱責することは必要ない」という答えに行き着き、

受験生にも、ドリンクは解禁にしました。


実は失敗したこともあります。

中学生に「暑いから飲みながらやってもいいですよ」と言ったら、

結局ドリンクを消費することに気がいってしまい、

勉強にならず、私が大激怒してしまいました。

半分私が悪いのは自覚しているのですが、

それでもあんなに勉強しなくなるとは思いませんでした。

なぜ、こんな醜態が起こってしまったのか……。

それは、


日本の清涼飲料水が世界と比べても魅力的だからです(笑)


もうそれしか答えがみつかりません。



それ以来、物事にある程度分別を持って行動している人にしか、

ドリンク解禁を促しませんが、

頭ごなしに「ドリンク解禁」はやはり厳しい。

「食べ物解禁」はレベルがあるし、禁止した方が良い場合のが多いのでいいですが、

勉強する上で、ある程度のフランクさはあってもいいと思っています。

本来あるはずの暗黙のルールを互いに確認し合って、

その範疇でフランクになれば本来問題にはならないのです。

スウェーデンはそれができており、考えがとても柔軟だなと思います。

一方、日本やアメリカはは何でもかんでも法規制で、

結構がんじがらめです。

まだアメリカみたいに法律で「こうです」っていうのが明確で、

警察もしっかり動くからいいにしても、

日本はどちらも曖昧。つまり、考えが柔軟なんだか、

ピリってしているのか、正直よくわかりません。


まあ、賛否両論ですので、

特に小中学生には快く制限を取っ払うことはできないですが、

高校生にもなれば、ある程度の分別をもって行動する責任も

感じさせなければならないので、

何かの規制緩和は、我々教師がうまく統制すれば、

生徒の負担も軽くなるのではないかと、ちょっと甘くみえますが、

思っています。


まあ、最強なのは、勉強にのめりこみすぎて、

飲み物に意識が行かなくなるぐらい集中するか、

その集中力による一連の行動の中に、

「飲み物を飲む」という動作が入りこんでしまうぐらいになってしまうことです。


ちなみに、私はいつの間にかコップに飲み物がなくなって、

それが自分の休憩時間の合図になっています。

そこまで、無意識に時間統制ができると、勉強も何かの活動も楽しいです。

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