先日、ある先生から予備校に移籍した学生の状況を聞く機会がありました。
やっぱり予備校って、その人によって合う合わないってありますよね。
まあ場所が変わってもうまくやってくれたらそれでいいんですが。
一方、残っている学生も本腰入れて今週は頑張っているように思います。
私は今年の春はあまり予備校に足を運んでいないのでよくわからないのですが、
きっと一生懸命頑張るであろう学生が集まっていると信じております。
さて、4月に不安になるのは、予備校での友人関係の構築ですね。
どこに所属しても自身のコミュニティーを整理するのは重要なのですが、
あまり仲良くなりすぎて自分のペースを作れないなんてことがないようにしてほしいですね。
昨年もある程度線を引いていた学生が多かったとはいえ、
仲間でつるんでしくじった学生をたくさん見てきました。
コミュニティーのなかで損する人って、そのコミュニティーの中心にいる人ではなくて、
その周りの人なんですよね。
そしてその周りの人って、優しかったり自分に甘かったりする人なんですよね。
自分の意志が強ければ、コミュニティーを作ってもメリハリをもっていろいろちゃんとやるのですが、
それができない人のほうが実はやばいんですよね。周りに流されていっちゃうんですよね。
特に医学部予備校に来る学生は、勉強においても比較的意志が弱い学生が集まるので、
その中でつるむような感じになるのをみると非常に心配になりますね。
そして、そういうコミュニティーができて仲よくしていると、
自由な時間が多くできてしまいますし、無駄な時間が増えるんですよね。
そして、遊ぶ方へ楽な方へ向かって行ってしまうんですよね。
まあそれもその人の人生なのですが、私がかかわる学生にそういう学生は必要ありませんね。
というか、それは正直申し上げて受かる確率が落ちるのと、
一生懸命やっている学生に悪影響を与えてしまう可能性があるので、
講師側も意識的に排除とは言わないまでも、結構厳しくみていないとダメなんじゃないかなー
って思い、当落線上にいる学生には「もっと孤立しなさい」とか「このままの環境でうかるのかね?」
って言ってしまうこともあります。
とにかく遊べる環境、楽しい環境っていうのはできる限り予備校では排除してほしいですね。
そして、予備校における「楽しい」っていうのを、できるだけ知的な楽しみとして享受してほしいなって
講師はいつも思っております。まあ「楽しい」をはき違えずに目標に向かえば、
実は最短距離で最難関の大学への合格はもちろんのこと、
医学部受験への合格もぐっと近づくはずです。
出来る限りストイックに勉強に励んでほしいですね!また新学期頑張りましょう!